松山大の2017年度一般入試Ⅰ期日程の合格発表が27日、愛媛県松山市文京町の松山大であり、薬学部と文系4学部(経済、経営、人文、法)に延べ577人が合格した。受験者数は延べ1970人。
 薬学部は45人の募集に対して131人が受験し、129人が合格した。県内出身者の割合は69.8%。「全国的な文高理低」(入試課)などの影響で、前年度1.18倍だった実質倍率は1.02倍に低下した。
 文系学部の学科別合格者は、経済134人(募集30人)▽経営112人(同)▽英語英米文70人(20人)▽社会61人(15人)▽法71人(20人)で、5学科の合格者は計448人、実質倍率は4.10倍だった。県内出身者の割合は82.8%。
 午前10時、入試課の職員らが正門近くに合格者の受験番号を掲示。待ち構えていた受験生らは自分の番号を見つけると笑みを浮かべ、スマートフォンのカメラなどで撮影し、保護者や友達と一緒に喜んだ。